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植物とガーデンデザイン(お庭をもっと素敵に見せるコツ)

      2016/02/06

1. デザインの基本的要素

■カラー(色彩)

*色の三要素

・色相 

色相とは、白・黒を除いた色味の事。 赤、青、黄など固有の色をさす。色味の近い色を順に並べたのが色相の環で12色からなっています。植物の場合、葉があるので緑は必ず入ります。

・明度    

明るさの度合いの事で白に近づくほど明度が高く、黒に近づくほど明度が低いとされたます。パステルカラーの配色は明度が高い組み合わせで軽快で明るい印象に。逆にダークカラーはシックで落ち着いた印象に。また明度の差を大きく生かした組み合わせはメリハリがきいてモダンな印象になります。

・彩度    

「彩度」とは鮮やかさ の度合いの事で絵の具の原色を思い浮かべるとよいでしょう。彩い度の高い色を組み合わせるとビビッドで派手な印象になりますが、つかいすぎるとやらしい感じになりますので注意が必要です。

 

対比色と調和色(反対色/同系色)

・同系色   

色相環で隣り合う色味の近い組み合わせは穏やかな変化でまとまりがよく落ち着いた雰囲気になります。初心者の方にオススメ。

・反対色   

色相環で向かい合う色味の違いが一番大きい組み合わせはインパクトがあり目立ちさせたい場所に。全体に反対色だとギラギラとした感じになるので部分的に使う方法もあります。

 

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シャープな印象にする

対比色になる色味の組み合わせにする。互いの色が強調され、はっきりとしたシャープな色調になる。例えば、パープル系の花にイエロー系、オレンジ系にブルー系の組み合わせ。また、濃い緑の葉に真っ赤なバラやゼラニウムなどは美しい緊張感がある組み合わせ。

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穏やかな印象にする

調和色の組み合わせは、洗練された穏やかな印象が生まれる。ピンク系、ブルー系などの同系色のグラデーションなど。分量配分の工夫も必要。

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季節感を強調する

自然の風景に見られる、季節の色合いの変化に着目した色使い。例えば、春の花はクリーム、白、ピンクが多く、葉は黄色から明るい緑が多くなる。夏の花は赤やオレンジ、黄色など、葉は深緑。秋は葉色は紅葉の紅や黄色、オレンジ、花は紫、ブルー、実は紅や黄色など。冬はコニファーなどの緑とポインセチアや南天の赤。季節によってその色のボリュームを多くする、メインの場所を季節色にすると良い。

葉の色合わせを楽しむ

植物のカラーコーディネートは、花色に重点を置きがちだが、葉色の違いにも着目する。斑入りのもの、白っぽいもの、シルバーリーフ、黄色系、銅葉など、形と大きさにも考慮しながら組み合わせてみると変化が生まれ、思いがけない効果があったり、モダンな印象にもなる。

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広々と感じさせる色合わせ

手前を濃い色に後ろにゆくほど淡くするグラデーションの色使いは、視覚的に広く感じさせる効果がある。花の大きさも後方ほど小さくすれば相乗効果が期待できる。

季節や場所による光と色

人の目に映る色は、光が対象物にぶつかって反射したものを知覚して見えるもので、季節や場所により光の質が異なれば色の感じ方が変わってくる。春の柔らかい光にはパステル系の花色が美しく感じられ、夏の強い日差しではオレンジや赤などのビビッドな花色が映える。また、北側の半日陰の場所では明るい色みの花や斑入りの葉ものを、強い色味やダークな色味の花は明るい場所で用いると、花色が生きてくる。

 

■ フォルム(形、姿、シェイプ、樹形)

垂直に伸びる形(デルフィニウム、サルビア、ルピナスなど

縦のラインにより、水平面に対するアクセント効果が高い

狭い場所でも立体感を演出する。緊張感、力強さをイメージさせる。


横(水平方向)へ広がる形(ギボウシ、ユキノシタなど

樹木や背の高い植物、石などの足元をカバーし、安定感を与える

開放感、広がり、静けさをイメージさせる

垂直に伸びる植物と組合せて単調さを避ける  

 

半円形にまとまる形(四季咲ベゴニア、インパチェンス、クリサンセマムなど

単独ではアクセントになり、繰り返し使ってリズミカルな雰囲気をつくる

模様を描いたり花壇の縁取りになる 安心感、リズム感をイメージさせる

 

アーチ状になる形(ニューサイラン、ユキヤナギ、レンギョウなど

風のそよぎ、揺らぎ、陰影などの自然な感じを連想させる

開放感、自然、柔らかさをイメージさせる

使いすぎるとまとまりが無くなる 花壇のアクセントになるよう用いる

 

○蔓を伸ばしてまわりのものに絡みつくものアサガオ、クレマチス、

狭い場所でも立体感を演出してくれる 空間を自由にアレンジできる

 

«ポイント» 

◇樹木や草花の高さ、ボリュームのバランスを考える

 =全体に大まかな樹木や集合した草花のシルエットを思い浮かべる

◇イメージや目的に合わせて種類を選ぶ必要がある

◇季節ごとの変化や成長の事を考慮に入れる

 

テクスチャー(材質感)

 «質感を現すさまざまな言葉»

 さらさら、ふわふわ、かさかさ、ざらざら、ごわごわ、ごつごつ、すべすべ、ぴかぴか、つるつる、ひらひら・・・等

 

同じような質感のものでまとめる

この場合は高さに変化を持たせたり、色彩に対照的なものを取り入れたりして単調になるのを防ぐ。

 

対照的な質感の植物を組み合わせる

例えばふわふわした葉のものに、すべすべした葉を持つ植物を組み合わせ、色彩のコントラストを同時に利用すると面白い効果が生まれる。

 

さまざまな質感を持つ植物を混植する

この場合、隣り合う植物同士の花や葉の質感を変えること、草丈に変化を持たせることが大切といえる。


  ■スタイル様式

ガーデンのスタイルは、大きく2つの方向性に分けられるといえます。

 

○ 整形式スタイル

直線や幾何学模様、シンメトリーなどの要素を多用した構成になっているのが特徴。

動的というよりは静的で、どっしりとした安定感があり、フォーマルスタイルとも呼ばれる。

造形的に安定感があり、落ち着きを与えるので、フロントガーデンに向く。 

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○ 非整形式スタイル

整形式とは対照的で、曲線を多用しアシンメトリーな構成になっている。インフォーマルスタイルと呼ばれたり、ナチュラルスタイルと分類される。

※ これらの様式は、独自の文化や歴史的背景をうけて確立された庭園史の流れを受け継ぐものであるが、今日では多様なテイストを盛り込んだバラエティに富むものとなり、現代の生活様式にあった形にアレンジメントされている。

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2. 空間の強調手法

 

■ 暗示

・樹木や構造物などを用いて、景色の全てを見せずに、その奥にまだ何かある、まだ続いていると期待感を持たせたり遠近感を持たせる手法のこと。庭の入り口からから庭全体が見渡せないように、入り口付近に樹木を配したり、袖垣で隠す、トレリスやアーチで空間を分断するなど。

・門から玄関が一直線に見渡せないよう園路を曲げ、中程に高木を配すると玄関回りが広く感じられ、大変有効である。

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■ 遠近法・視覚的錯覚

・植物を用いた遠近法では、明るい色を手前に(進出色)、暗い色味を後方に(後退色)配すると奥行が広く感じられる。

 

■ フレーム効果

・額縁に入れた絵や窓越しに見る景色は、額や窓枠を通さず見たものよりもよく見える。これは、枠を通して見る景色の遠近感が強調されるため起こるもので、「額縁効果」とも呼ばれる。

・例えば、小径の両サイドに太い樹幹や枝によるフレームをつくって奥行感を出す、建物や点景物の手前に樹木を配し、幹枝を通して向こうの景色を見ると、中景と近景がよりはっきりするなどの手法。

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■ ビスタ効果

・ビスタは「見通し線」、「通景線」とも呼ばれ、長い距離を見通すようにつくられた景色をいう。このビスタによってつくられる遠近感により、視線が遠くに誘導される効果を「ビスタ効果」といい、前述のフレーム効果を利用して視線を絞る事が多い。

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■フォーカルポイント

・「フォーカルポイント」とは視線を引き付ける事や物を言う。人の目を引く「魅力あるポイント」を作ることは、メリハリをつけるうえでも重要である。庭の景色の中でポイントとなる場所、例えば、園路のカーブにあたる所やビスタの焦点にあたる場所に、大型の花鉢やベンチ、アーチ、樹木などを配する。和風の庭では、景石や燈籠、蹲踞などが使われる。部屋からの眺め、庭の入り口からの眺めを考慮する。

・また、フォーカルポイントを連続的に配置すれば、見るものの視線を思い通りに誘導してくれる。

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3.お庭の悩み解決法

 

■ 手入れが楽な庭-1、樹木&シュラブが主体の庭

・中木、低木、潅木などの仲間は、「シュラブ(SHRUBS)」とも呼ばれ、庭づくりにとても重宝する。シュラブは一般に丈夫で、根付いてしまえばあとの管理はとても楽。、季節の花を楽しめるものや葉色が大変美しい物も多いので、お勧めの素材である。草花のボリュームを抑えてたシュラブと樹木主体の構成にすればローメンテナンスガーデンになる。

・小さな庭では、庭の骨格をつくる樹木を植えるスペースがあまり無いので、立体感・形・完成度と三拍子そろった庭をつくるにはシュラブを是非取り入れたい。イギリスでは「低木の無い庭は中身のない庭に等しい」といわれているほどで、庭を形づくる上でも大事な役割を果たしてくれる。

 

■ 手入れが楽な庭―2、ペーブメントの工夫

・庭の手入れで大変なのが雑草処理である。それを解消するには土のままのスペースを極力少なく構成する事。レンガ敷きの部分や石畳などの舗装面(=「ペーブメント」と呼ぶ)が多くなるようなデザインの庭にリフォームしたり、グランドカバープランツを活用したり、化粧砂利やバ-クチップなどを敷き詰めるなどで対処してゆく。

・ペーブメントをおしゃれなデザインにすれば庭のイメージが素敵に変わる。また、テーブルやベンチを置いてテラスとして利用できるなど、新しい活用法も出てくる。

 

■ 冬を綺麗に見せる

・常緑性の植物をバランス良く配置させる。樹木やシュラブはもちろん、下草・草花類やグランドカバーにも常緑種のものを取り混ぜておくとよい。花が無く彩りが乏しい時期には、葉の色が鑑賞できるカラーリーフプランツが大変重宝する。

 

■ 日陰の演出

・日陰の庭でも、環境に合った植物をうまくコーディネートすれば、素敵な「シェードガーデン」作りが可能になる。ポイントは、葉色の明るい物や斑入りの品種をうまく選ぶ事で、空間が明るく見える。

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■ お庭がもっと楽しくなる「活用アイデア=テーマガーデン

・「アウトドアリビング」としての活用–ウッドデッキやレンガテラス、石貼りテラス

・キッチン&ハーブガーデン ・・・機能性と審美性を兼ねた鑑賞できる菜園

・フロントガーデン ・・・植物を多用した、ガーデンとしての門&玄関まわり

・ビオガーデン ・・・ウォーターガーデン、バタフライガーデン  など

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協力:ディエスガーデン

 

 - エクステリア, キッシーのブログ

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